ベストセラー編集者がカジノで学んだ「勝ち続ける凡人」の唯一の方法
控除率1%で生きろ
おつかれさまです!
長倉です!
オレはカジノでブラックジャックとバカラしかやらない。
なぜか、控除率がたった1%しかないからだ。
一方で、日本人が大好きな宝くじの控除率はなんと50%。
買った瞬間に、半分が胴元に消える。
つまり宝くじってのは、「半額を寄付してから、当たるかもしれないクジを引く」ゲームなんだよね。
ここからが今日の本題だ。
人生も、仕事も、まったく同じ「胴元の論理」で動いてる。
オレは編集者として、
累計1100万部以上のベストセラーを手がけてきた。
通常2〜3万部でヒットと言われる世界で、
打率5割近くで5万部以上を出してた。
正直に言うと、それは才能じゃない。
オレはずっと自分を「凡人」だと思ってる。
ただ、
賭ける台を徹底的に選んできた
だけなんです。
オレが20代のとき、ニューヨークのカジノに入り浸って、
ブラックジャックで生計を立てようと必死にもがいてた時期がある。
そこで体に叩き込んだ
「勝ち続けるための原理」
がそのまま編集者人生の武器になった。
今日書きたいのはその話だ。
カジノで学んだ、
勝ち続ける凡人の3つのルール
をアナタに渡そうと思う。
ルール1:アナタが今いるゲームの「控除率」を直視しろ
控除率ってのは、
要するに「胴元の取り分」だ。
プレイヤーが負ける確率、と言い換えてもいい。
ここで数字を並べてみよう。
・宝くじ:控除率50%
・公営ギャンブル(競馬・競輪・競艇):控除率25%
・ブラックジャック/バカラ:控除率約1%
この差をちゃんと見てほしい。
宝くじは、50回買えば理屈の上では半分が消える。
競馬は、4回に1回ぶんが胴元に吸われる。
ブラックジャックは、100回やって1回ぶんしか取られない。
同じ「賭ける」でも、
台選びの時点で勝負はもう始まる前に決まってる。
オレがブラックジャックを選んだのもこれが理由だ。
バカラも控除率は1%を少し上回る程度で悪くない。
でも外国人相手だと場に飲まれる。
だったら、より静かに戦えるブラックジャックだ、と。
考えてみてほしい。
アナタは今、自分の人生をどの台に賭けてる?
まず最初にやることは、
稼ぐことでも、頑張ることでもない。
自分が今いるゲームの控除率を、
冷たい目で直視することだ。
ルール2:勝負は「期待値がプラスの場所」だけでしろ
控除率を直視したら、次はこうだ。
期待値がプラスの場所でしか勝負するな。
ブラックジャックには、
ベーシック・ストラテジーっていう、
統計学から導き出された「最適解」がある。
カードをもう1枚引くか、引かないか。
ここに考える余地なんて一切ない。
先人が確率で全部計算し尽くしてるからだ。
オレがやったのは、
ただそれを愚直に守ること。
・感情でブレずに
・最適解どおりに打ち続ける
それだけで、控除率1%の土俵に立てる。
これを編集の仕事に持ち込んだ。
オレは、世間が「すごい」とあがめる王道のテーマで勝負しなかった。
みんなが群がる台は、控除率が高いからだ。
ライバルが多くて、勝率が下がる。
だから、ズラした。
『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』なんて、
普通の編集者が手を出さない角度の企画で70万部を出した。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
ビスマルクの言葉だけど、
これはまさに期待値の話だ。
自分の経験という
たった数十回の試行で運を試すより、
先人が確率で証明した「勝てる型」に乗っかれ
ってことなんです。
オレたち凡人がやるべきは、
ヒラメキでも一発逆転でもない。
勝てると分かってる場所を選んで、そこにだけ座ること。
ホント、ただそれだけのことだ。
ルール3:凡人は試行回数で確率を支配する
ここが、いちばん大事なルールだ。
ブラックジャックで勝つコツは、
毎回大きく賭けることじゃない。
むしろ逆だ。
オレはこうやってた。
10回の勝負のうち、9回は10ドルの小さな賭け。
そして「ここだ」という1回だけ、1000ドルを賭ける。
その1000ドルのときに勝てば、
あとの9回が全敗でも、トータルでは勝ち越す。
1勝9敗でも、最終的には勝つ。
これが、凡人が確率を支配する方法だ。
打席に立つ回数を増やせ。
試行回数を増やせば、
いつか必ず「来る瞬間」がある。
そのときだけ、大きく張ればいい。
オレが編集者として打率5割を出せたのも同じ理屈なんだよね。
天才が1冊で大ヒットを当てたんじゃない。
凡人が、何十冊も打席に立ち続けて、確率を自分の側に傾けただけ。
世間は「あいつは運がいい」と言う。
でもそれはヒットの瞬間しか見てないからだ。
その裏にある無数の空振りが見えてないだけなんです。
運を天に任せるな。
試行回数で、運を確率に変えろ。
今日の話をまとめると…
人生はギャンブルだ。
これはオレの実感だ。
でも賭ける台は自分で選べる。
・ルール1:今いるゲームの「控除率」を直視しろ
・ルール2:期待値がプラスの場所だけで勝負しろ
・ルール3:試行回数で確率を支配しろ
オレは「ギャンブルは、唯一できる人生のシミュレーションだ」と思ってる。
だからこそ、断言する。
勝てないのはアナタが弱いからじゃない。
控除率50%の台に座らされてることに気づいてないだけだ。
アナタが今、人生で座ってる台の控除率は何%だろうか。
今日書いた「自分のスタイルで勝つ」って話は、
オレのデビュー作『超一流の二流をめざせ!』でとことん書いてる。
一流(1%の人間)になれない凡人が、
それでも勝ち続けるための一冊だ。
もしよかったら読んで、感想を送ってほしい。
BE NICE!
長倉

「頑張る前に、今いるゲームの控除率を見る」という順番が印象に残りました。試行回数を増やすこと以上に、負けても続けられる賭け金の設計が大事だと読みました。編集者としての実例があるので、比喩だけで終わらないところも面白かったです。
長倉さん、おはようございます。
「運を天に任せるな。試行回数で、運を確率に変えろ」なるほど!と思いました。もっと試行回数を増やそうと思います。
そして「控除率」について考えたことがなかったので、
しっかり考えようと思いました。
心が動く記事をありがとうございます🎶