「自由になりたい」という奴隷たち
38歳まで会社員だったオレが見た「自由」という言葉の正体
「FREEDOM IS SLAVERY(自由は隷属なり)」
これはある国が国民に向けて
堂々と掲げている“正式スローガン”だ。
自由が隷属?真逆だろ。
そう思ったアナタは正常だ。
オレも最初はそうだった。
これは、ジョージ・オーウェルが70年以上前に書いた
『1984』という小説に出てくる一文だ。
情報も、思想も、行動も、国家に監視された世界の話。
ただのSFだと笑い飛ばせれば、それでよかった。
でも、オレがこの一文に背筋を凍らせたのは、
これが小説の中の絵空事じゃなく、
今を生きるオレたちのリアルそのもの
だったからだ。
今日はこの「自由は隷属なり」を入り口に、
アナタがいちばん欲しがってるはずの
「自由」の正体
を見せておきたい。
まず最初に、
いちばんキツい結論だけ置いておく。
「自由になりたい」と口にした瞬間に奴隷確定
なんだよね。
意味がわからないと思う。
だから、順を追って話していこうと思う。
これは、オレ自身の話でもあるんです。
オレは38歳まで会社員だった。
かなり自由なサラリーマンだった、収入も多かった。
世間から見たら、勝ち組だったと思う。
でも、やっぱり奴隷だった。
これは、独立しろって話じゃない。
会社を辞めろって煽りでもない。
自由を求めること自体が、すでに奴隷の発想だって話だ。
ここをひっくり返さないと、
アナタは一生もがき続けることになる。
みんな本当は自由なんか欲しくない
まず残酷な真実として、
みんな、本当は「自由」なんか欲しくないんだよね。
世の中をよく見ればわかる。
口では「自由になりたい」と言いながら、
・誰もそのために動かない
・誰も動こうとしない
一体なぜか。
自由であることは、
全部を自分で決めて、全部の責任を取る
ってことだから。
そんなもの、ほとんどの人にとっては重荷なんです。
だから、みんな「自由」は求めるけど、「自由」を手にしたくない。
ここで、冒頭の話に戻る。
「FREEDOM IS SLAVERY(自由は隷属なり)」
なぜ、自由が隷属なのか。
答えはシンプルだ。
「自由」って言葉に囚われている限り、
人は永遠に「まだ自由じゃない自分」を責め続けるからだ。
求めれば求めるほど、
その鎖はキツくなる。
これが、オレが「小説の絵空事じゃない」と言った意味なんだよね。
オレ自身、この『1984』に影響を受けて電子書籍を出したくらい、
この本の世界観にやられてる。
それくらい、「自由」って言葉はくせ者なんです。
ギブ&テイクこそ最強の奴隷思考だ
もっと身近な奴隷思考の話をしよう。
それは「ギブ&テイク」だ。
オレはよく「ギブ、ギブ、ギブ」って言う。
でもこれはいい人になれって意味じゃない。
ギブ&テイクっていう奴隷思考から抜け出せ!
って言ってるんだ。
考えてみてほしい。
ギブ&テイクほど、
支配する側に都合のいい考えはない。
「これだけ与えたんだから、これだけ返してもらう」
一見フェアに見えるよね。
でも、これを刷り込まれた人間は必ず「対価」で動くようになる。
サラリーマンなんてまさにその典型だ。
給料をもらう代わりに、人生を差し出す。
・時間
・場所
・収入
全て雇い主に決められる。
それを「ギブ&テイク」だと思って納得してる。
動物園の動物がエサをもらう代わりにオリの中で暮らすのと同じだ。
オレたちは子どものころから、
これを洗脳されてきた。
「もらったら返しなさい」
「ちゃんと対価を払いなさい」
でも本当に豊かな人は
見返りを計算せずに与えてる。
テイクを期待した瞬間、
アナタは取引相手の奴隷になるわけです。
サラリーマンも貧乏も「遺伝」する
実は、サラリーマンは遺伝するんだよね。
オレの親も、サラリーマンだった。
それも、おかたい都市銀行の銀行員だ。
オレがいつも言ってるのは、
「全員、親の洗脳を受けてる」ということ。
つまり、
サラリーマンの子は、
サラリーマンになる可能性が高い。
現にオレも38歳までサラリーマンだった、見事に遺伝してる。
そして、もっとヤバいのが、
今の時代は、
貧乏も遺伝する
ってことだ。
そうなってしまうのも、
いい教育には金がかかるからだ。
でも、いい教育を受けないと稼ぎづらい。
だから、
東大生の親の平均年収が一番高い
なんてことが
起こってしまっている。
これは世界中で起きてることだ。
子どもは親を選べない。
なのに、生まれた家でほぼ人生が決まる。
これって生まれの差別、
人種差別に近いんだよね。
共産主義が崩壊してから、
世界中に「自由こそすべて」みたいな風潮が広がった。
でも、その自由ってのは、不平等すぎる自由だ。
ジョン・レノンが「Working Class Hero」で歌った通り。
「生まれるやいなや、自分は取るに足りない存在だと思わせられる。」
オレたち凡人は生まれた瞬間から、
見えない鎖でつながれてる。
それがこの世界の、出発点なんだよね。
縛られてるものに徹底的に適応しろ
「じゃあ、どうしようもないじゃないか」と思ったアナタへ。
ここからが本題だ。
オレたちは、生まれながらに不自由だ。
性別からも、生まれた環境からも、逃れられない。
それは、もう動かせない事実なんです。
だったら、どうするか。
そこに徹底的に適応しろ
つまり、
服従しろ
ってことだ。
これ、矛盾してるように聞こえるかもしれない。
さんざん「奴隷になるな」と言っておいて、「服従しろ」かよ、と。
でも、違うんだよね。
「自由になりたい」ともがいてる人間は、
全身を縛られた状態で「自由になれ」と言われてるようなもの。
いつまでもジタバタして、何も進まない。
そうじゃなくて、
自分が今、何に縛られてるかを直視する。
そして、
その縛りの中で、
最大のパフォーマンスを出すことに集中する。
人間って一途なやつが一番強いんだよね。
あれもこれも、
と自由を求めて散らかるやつより、
「オレはこれに縛られて生きる」
と腹をくくったやつのほうが
結局は遠くまで行く。
自由を求めるな、何に縛られるかを自分で選べ
そして、
ここが一番伝えたいことだ。
オレは「縛られて諦めろ」と言ってるんじゃない。
・会社という縛り
・ギブ&テイクという縛り
・生まれた家という縛り
全て最初は選べなかった。
親の洗脳で、勝手に決められてきた。
でも、大人になった今、
一個だけできることがある。
何に縛られるかを自分で選び直す
ということだ。
惰性で縛られ続けるのか。
それとも、自分が本気になれる何かを選んで、そこに服従するのか。
これだけは、アナタが決められる。
そして、それこそが、唯一手に入る「自由」なんだよね。
今日の話をまとめると。
「自由」の正体はこうだ。
・みんな本当は自由なんか欲しくない
・ギブ&テイクは最強の奴隷思考
・サラリーマンも貧乏も遺伝する
・生まれの縛りには、徹底的に適応しろ
・自由を求めるな
会社員だったオレが、
自由で高収入でも奴隷だったのは、
「自由になりたい」
と求め続けていたからだ。
求めるのをやめて、「オレはこれに賭ける」と縛りを選んだとき、
初めて、足が前に出るようになった。
アナタは今、何に縛られている?
そして、その縛りはアナタが自分で選んだものか?
その答えが出かけてるなら、
次は「何に賭けるか」を自分で選ぶ番だ。
何に縛られるかを自分で選び直す、
その具体的なやり方を、
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何に縛られるかを自分で選べ。
その第一歩を、いま踏み出してほしい。
BE NICE!
長倉



